音楽ジャンルごとのビートパターン

音楽ジャンルごとに使うビートパターンはある程度決まっているので、自分が作りたい曲のジャンルに合わせて8ビートを使うのか16ビートを使うのか、はたまた四つ打ち系やダンスビートを使うのか考えましょう。

16ビートは、特定のジャンルだけに使われる訳ではないビートパターンです。
16ビートは、一小節間にハイハットを16分音符で16回叩くビートパターンとなっていて、バスドラムとスネアは8ビートと同じような叩き方をします。

上の動画では、ドラム初心者の方にも分かるように、16ビートの基本的なビートパターンを解説してくれています。
動画をアップしてくれている方のYouTubeチャンネルはこちら↓↓

16ビートは、ファンク、フュージョン、ボーカロイド系、J-POP、などなど、様々な音楽ジャンルで使われますが、それぞれのジャンルで使われる16ビートのパターンと言うものはある程度決まっています。

ファンクでの16ビート

ファンクと言えば、やはり、”ジェームズ・ブラウン”ですよね。

このドラムの16ビートのように、ファンクと言うジャンルでは、バスドラムが十六分休符を使った隙間のリズムになります。

フュージョンの16ビート

フュージョンといえば、個人的には”ジャミロクワイ”のイメージが強いです。
※ジャミロクワイをフュージョンと扱うかどうかは人によって違ってくるかもしれませんが、、、。

ジャミロクワイの様なフュージョンでは、16ビートは「四つ打ち」のバスドラムで叩かれる事が多いです。
また、EDMなどにおいても、16ビートを使う場合には、バスドラムを「四つ打ち」にしたビートパターンを用いる事が多いです。

EDM系の楽曲では「四つ打ち」と言うドラムパターンを使ったビートパターンが多く使用されます。

「四つ打ち」というのは、バスドラムを一小節間に四分音符で四回鳴らすドラムパターンの事で、8ビートや16ビートなどでも一緒に使われます。

この動画の1曲目の楽曲では、バスドラムを四つ打ちしながら、4ビートを叩くようなビートパターンが使われています。

ダンスビート

また、「四つ打ち」系のビートパターンでは、多くの場合「ダンスビート」というビートパターンが使われます。

「ダンスビート」というのは、バスドラムを「四つ打ち」で叩き、ハイハットを「裏打ち」の状態で叩くビートパターンです。
※ちなみに、「ダンスビート」は「ユーロビート」、「ディスコビート」という呼ばれ方をしたりもします。

「裏打ち」というのは、裏拍にアクセントが付くようにするリズムパターンの事です。

この「Neru - ロストワンの号哭」という楽曲では、「ダンスビート」がメインのビートとして使われています。

ボーカロイド系もダンスビート

「ダンスビート」はボーカロイド系の楽曲でも多く使われます。

この動画の楽曲は、「livetune」さんの「 Packaged」という曲で、「ダンスビート」を使っています。
ただ、「ダンスビート」のパターンが、ハイハットを16ビートの刻み方にしていて、裏拍でオープンにする事で、裏拍にアクセント付くようにするパターンにしています。


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